指導者の基準
高松市陸上競技協会が考える指導者の基準
選手の競技力の向上に必要とされる事柄はいくつかあります。その中の練習に関しては、「最も短い練習で競技力が最も向上する練習」こそ合理的な練習であり、選手を壊さないで強くする効率的な方法であると考えています。そのためには、より専門性を発揮できる指導者が指導することが望まれます。しかし、現状の高松市の陸上界では、専門家の高齢化と不足は否めず、各学校間で知恵を出し合い合同で練習する場面が多くみられるとは言えません。そこで、屋島レクザムフィールドのリニューアルオープンを契機に、校種や学校の枠を超え、指導者や選手が競技場に集い、合同で練習するスタイルを定着させようと考えています。それが実現し、長く継続されれば、各選手の競技力は高まり、陸上への意欲はさらに高まり、選手は指導者をさらに信頼し、陸上への興味関心は増々高まり、結果として、永く陸上競技を続ける選手が増え、やがて屋島レクザムフィールドからオリンピック選手が誕生するのではないかと考えています。こうして普及が強化につながり、陸上の聖地とまで呼ばれた屋島の再来が遠い先に見えると確信しています。そのためにも、指導者自らが競技場を有効利用する意識を高く持ち、選手の競技力を本気で考える指導者集団をめざしたいものです。そこで、本協会として、選手を育てる良い指導者の基準を定めました。ここに示しています。